ハロー介護職!
日々介護リテラシーがちょこっと上がるような話題を提供しているハロー介護職です。
今回は「介護士 資格」をテーマに、介護士になるために必要な資格やその取得方法、キャリアアップのメリットについて詳しく解説します。
これから介護職を目指す方にとって、資格取得は重要なステップです。しっかりと理解していきましょう。
【記事監修者】
堀池和将
~経歴~
特別養護老人ホーム勤務(ユニットリーダー)
サービス付き高齢者住宅勤務(サービス提供責任者・訪問介護管理者・施設長)
~保有資格~
介護福祉士
介護士の基本資格
介護福祉士
介護福祉士は、介護職の中で最も代表的な国家資格です。
この資格を取得することで、介護のプロフェッショナルとしてのスキルや知識を持つことが証明され、就職や転職に有利になります。
資格取得方法
- 実務経験ルート:介護の現場で3年以上の実務経験を積み、介護福祉士実務者研修を修了後、国家試験に合格する。
- 養成施設ルート:介護福祉士養成施設で2年以上学び、国家試験に合格する。
資格取得のポイント
- 実務経験を活かしてステップアップしたい方には実務経験ルートが適しています。
- 学生のうちにしっかりと学びたい方には養成施設ルートが最適です。
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は、介護職を目指す最初のステップとしておすすめの資格です。
以前の「ホームヘルパー2級」に相当し、基本的な介護スキルを習得できます。
資格取得方法:
- 各都道府県の指定養成機関で130時間の講習を受講し、修了試験に合格する。
資格取得のポイント
- 介護の基礎をしっかり学びたい方に適しています。
- 初心者向けの内容で、介護現場での実践に即したカリキュラムです。
実務者研修
実務者研修は、介護福祉士の国家試験を受験するために必要な資格です。
この資格を取得することで、医療ケアや高度な介護技術を学ぶことができます。
資格取得方法
- 各都道府県の指定養成機関で450時間の講習を受講し、修了試験に合格する。
資格取得のポイント
- より高度な介護技術を習得し、キャリアアップを目指す方に適しています。
- 介護福祉士を目指すためのステップとして必須の資格です。
介護士|その他の関連資格
ケアマネージャー(介護支援専門員)
ケアマネージャーは、介護サービスの利用計画を立てる専門職です。
介護福祉士などの資格を持ち、実務経験を積んだ後に試験に合格することで取得できます。
資格取得のポイント
- 介護の現場だけでなく、マネジメントスキルも必要とされる職種です。
- ケアプラン作成など、介護サービス全体のコーディネートを担います。
認知症ケア専門士
認知症ケア専門士は、認知症に特化した介護スキルを持つ専門家です。
介護現場での実務経験を積んだ後、試験に合格することで取得できます。
資格取得のポイント
- 認知症の理解と対応に特化したスキルを習得できます。
- 認知症ケアのエキスパートとして、介護現場での信頼性が高まります。
介護士の資格取得のメリット
キャリアアップ
資格を取得することで、給与アップや昇進の機会が増えます。
専門知識の習得
資格取得を通じて、より専門的な知識とスキルを身につけられます。
就職・転職に有利
資格を持つことで、就職や転職の際に有利になります。
自己成長
資格取得の過程で自己成長を実感できます。
介護資格取得の注意点
資格取得には時間と費用がかかります。
また、取得後も定期的な研修や更新が必要な場合がありますので、事前にしっかりと情報を収集し、計画を立てましょう。
ポイント
- 資格取得に必要な時間と費用を把握し、計画的に進めることが大切です。
- 取得後も継続的に学び続ける意識が求められます。
介護士になるための資格ガイド|まとめ
資格取得は介護職としての成長の鍵です。
しっかりと計画を立て、自分に合った資格を取得して、介護の現場で活躍しましょう!